2025/03/10

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【日常ブログVOL.8】震災から14年、富岡町への想いを胸に「富あかり2025」準備中

震災から14年、富岡町への想いを胸に「富あかり2025」準備中

東日本大震災から14年。

あの未曾有の災害が発生した時、
高校1年生だった自分。

そして原発事故。
あの日、私たちは想像もしていなかった現実を目の当たりにしました。

通っていた高校はサテライト校となり、
他の学校の校舎を借りての授業。
慣れ親しんだ学び舎を離れ、
先の見えない不安な日々。
正直、もう二度とこの地に戻ることはないだろうと感じていました。

しかしそんな私が、まさか再び富岡町の地を踏み、
まちづくりに携わることになるとは、
当時の私には想像もできませんでした。

あれから時が経ち、
富岡町を取り巻く状況は大きく変わりました。
しかし、あの日の記憶、
富岡町への想いは決して薄れることはありません。

時は流れ、こうして富岡町の未来を創る一人として、
この町の未来のために、微力ながらも活動しています。

震災を経験したからこそ、
この町の素晴らしさを再認識し、未来へと繋げていきたい。
過去の記憶を胸に、富岡町の未来を切り拓くために。




明日、3月11日を迎えるにあたり、
私たちは富岡第一小学校跡地で
「富あかり2025」の準備を進めています。


このイベントで灯される三角灯ろうには、
富岡町にこにここども園、
富岡小学校、
そしてふたば未来学園の子どもたちの
希望と復興への願いが込められています。

子どもたちの想いが詰まった灯りは、
富岡の夜を優しく照らします。

明日は多くの皆様にこの灯りを見ていただき、
富岡の今を感じていただけたら嬉しいです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

富あかり2025 詳細


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