2022/11/21

イベントレポート事業案内富岡魂町内イベント

第92回富岡えびす講市【令和4年】【イベント】【秋祭り】

2022年11月12日(土)、3年ぶりに開催された富岡町伝統の秋祭り「第92回富岡えびす講市」。
とみおかプラスも、富岡町産米を使用した日本酒の販売で参加しました!

富岡町のえびす講市は大正12年に始まったとされています。
五穀豊穣・商売繁盛を願って、富岡町中央商店街で開催されていましたが、2011年の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故により警戒区域に指定されてから、6年間は開催中止。
2017年の避難指示解除の年に、旧富岡町立第一小学校校庭に場所を移して復活しました

2020,2021年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止を余儀なくされ、2021年は代替イベントとしてえびす講市の歴史のWeb配信鎮魂・厄払い花火が行われました。

そして今年、3年ぶりの復活!
良く晴れたえびす講市の会場には、富岡町の人はもちろん、近隣に住む人たちも多く訪れていたようで、富岡町商工会によると、受付を通過された方は約1300人とのこと!
ご年配の方からファミリーまで、地元のお祭りを思い思いに楽しんでいる姿が見られました。

とみおかプラスでは、富岡町で生産された、福島県推奨酒米「福之香」を使用した「純米大吟醸 富岡魂」と、富岡町で開発・生産された「桜福姫」というお米を使用した「スパークリングSAKE 萌の躑躅/萌の躑躅DRY」を販売。

富岡で生産されたお米を使っている日本酒ということで、静岡県から双葉郡を訪れていた「しずおかおちゃっこ会」の皆さんがお土産にとたくさん購入いただいたり、地元の皆さんにも好評をいただきました。

しずおかおちゃっこ会のFacebookページでもご紹介いただきました。

ご来場、ありがとうございました!

その場でもお楽しみいただけるよう、コップに入れての販売も行ったところ、「とても飲みやすくて美味しいね」と声をかけてくださる方もいて、うれしく思いました。農家さんにもお伝えします!

また、富岡町出身スタッフの同級生が数組、ブースに訪れてくれたのもうれしいことでした。中には、茨城県からえびす講市に来たという友人もいて、伝統のお祭りを継続することで、再会のきっかけになるということを実感しました。

今回のえびす講市には、町内外から33の団体が参加しました。
震災前からお馴染みの富岡町の団体はもちろん、最近町内にオープンした飲食店や近隣の団体、先日訪問した、埼玉県杉戸町商工会も出店していました。お互いのお祭りを行き来することでのつながりも続けていきたいですね。

えびす講市のクライマックスは、富岡町ゆかりのミュージシャン・渡辺俊美さんのステージ。
皆さん、待ってましたとステージ前に集まり、大いに盛り上がりました。
俊美さんの地元への愛をこめて歌いあげるその声は、青空に溶け込んでいくようでしたよ。

来年も、えびす講市で皆さんとお会いできますように。

今後のとみおかプラスのイベント参加予定はこちらから↓
https://tomioka-plus.or.jp/event/


totop