2019/11/15
ふれあい農園事業実績【富岡町ふれあい農園】収穫祭を行いました
栄町災害公営住宅の隣にある『富岡町ふれあい農園』の利用者さんと、収穫祭を行いました!
5月に来てくださった福島県相双農林事務所双葉農業普及所の伊東さんにも
また、野菜についてのアレコレをご教授いただきました。
畑の土のPHやECを調べて実際に数値をみて、育てている野菜に合わせた肥料のやり方などを教わりました。
また、原子力安全研究協会の菊地さんにもお越しいただき、収穫した野菜の放射能測定についてのお話や自然界に存在する放射性物質にについてのお話などをご教授しただきました。
ちなみに、富岡町役場敷地内には、「そのままはかるNDA」(非破壊式放射能測定器)が設置してあり、自分で栽培した野菜や、採取した山菜類の食品に含まれる放射性物質を図ることができます^^
「そのままはかるNDA」で測定されもので、今年4月~9月の測定結果の内、100Bq/kgを超えたものは、主に山菜・きのこ類と栗でした。6~8月に測定した夏野菜(トマト、ナス、キュウリ)は全て不検出だったそうです!
利用者さんからは、時期柄、柿や干し柿の放射性物質に関する質問が多く投げかけられていましたね。
それから、収穫祭のお楽しみ!バーベキューと焼きそば、豚汁をみんなで食べました。
スペシャルメニューで、鮭のちゃんちゃん焼きも登場。バターで焼いた大きな鮭に、たっぷりのきのこ!
美味しい秋の味覚に舌鼓を打ちながら、講師の先生を交えてみなさんで情報を交換していました。
富岡町社会福祉協議会によるCha畑やってみ隊のみなさん。収穫した大根を手に皆さんにこにこでした!
こちらは、オーガニックコットン(綿)を栽培している区画。
初めて見るコットンの実に、他の区画のみなさんも興味津々でした!綿の中にタネが入っているということでお裾分けしてもらっていました。
日本では冬の寒さに弱いことから一年草として扱うそうで、収穫が終わったらまた来年新しく種を播くとのことでした。
このコットンで新しい富岡町の特産品づくりを考えているそうです^^
とみプラのお隣の区画からは、巨大なサツマイモが収穫されました!!
とみプラの区画も、大根・白菜・人参・キャベツ・サツマイモを収穫しました。
おでんにしたり、天麩羅にしたり、漬物にしたり、しばらく楽しめそうです^^
ハロウィンやボジョレーヌーボー解禁など、外国の収穫祭のイベントが目立つ近頃ですが、こうして土にまみれて実りに感謝する本当の収穫祭を味わえた日でした!
収穫したサツマイモに喜ぶ佐々木局長。