2022/11/28

イベントレポート事業実績

防災ラボinとみおか開催レポート【防災】【減災】【世界津波の日】

2022年11月15日、富岡町の商業施設「さくらモールとみおか」で、「防災ラボinとみおか」を開催しました。
「世界津波の日」「津波防災の日」である11月5日に合わせ、「防災を楽しく学ぶイベント」として2019年から毎年開催しています。

今年は、より多くの人に気軽に参加してもらえるよう、初めて商業施設であるさくらモールとみおかで開催しました。
買い物のついでやこども園のお迎えの帰りなど、富岡町在住の方に多く参加いただけたのではないかと感じました。

災害食試食コーナー

災害食メーカー「アルファフーズ」の、
パン・筑前煮・ハンバーグ煮込み・けんちん汁・鮭粥などの災害食を試食展示しました。
中でも筑前煮が人気で、「レトルトを感じさせない美味しさだね」という声をいただきました。
味はもちろん、パッケージの様子や作り方など、日常から災害食に触れておくと災害時に備えができます。
自宅の非常持ち出し袋を確認し、賞味期限が近いものを実際に家族で食べてみても良いですね。

地震体験コーナー

震度6以上の地震の体験ができる「地震体験車」。
福島県内では、近年震度5以上の大きな地震が度々起こっていることもあり、実際にその状況を体験しておくことで備えることはとても大切です。
体験した人からは、「こんな揺れが来たら、びっくりして立っていられないよね」「思ったよりも大きく揺れを感じるね」という感想が。実際に体験したからこそ感じられることですね。
中には、東日本大震災の時のことを思い出してしまうのでやりたくない、という方もいらして、11年以上経ってもつらい経験はずっと残るものだとも感じました。

ちびっこ消防服撮影会

親子が楽しんで参加してくれました!
「かっこいい!」と喜んでくれた男の子が「はい、ポーズ!」

富岡町内には、後ろに富岡町のゆるキャラ「とみっぴー」のついた消防車が、巡回で走っています。
子どもたちがこうした機会を通して、消防士や防災を身近に感じてもらうことを願っています。

防災よろず相談室

子どもたちも興味津々に、防災グッズを手にしていました。
こちらも災害食同様、普段から目にし、手に取っていくことが大切です。
子どもたちの興味に合わせて、大人も一緒に学べるといいですね。

また、富岡町は元から住んでいた人だけでなく、震災後外から移住してきた方も多いので、避難場所やハザードマップを確認する必要がありますね。
町が発表している以下より、確認してみてください。

緊急避難場所・避難所一覧
津波マップ

当日は雨が降っていましたが、災害はどのような天候、時間帯に起こるか分かりません。
今回のイベントをきっかけに、家族で防災や災害時の行動を話し合ったり、自宅の備えを確認したりしていただけましたらうれしいです。

過去の開催レポートはこちらから


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