2022/06/06
イベントレポートインターンシップとみサポ事業実績Fukushima Field Xインターン企画開催レポートvol.3「祭会-SAIKAI-」編【とみサポ】【関係交流人口拡大】
こんにちは。Fukushima field X(フクシマフィールドクロス、以下FFX)インターン生です!
ひとつ前のブログで、私たち大学生インターンが企画・運営を行ったイベント「とみおかはっけん、」をレポートしましたが、
続いて、もう1つの企画「祭会―SAIKAI―」のレポートをお届けします!
富岡町内を巡り、キーパーソンに話を聴く「とみおかはっけん、」の後は、
同じく富岡町内にある双葉郡8町村インフォメーションセンター「ふたばいんふぉ」に移動し、「祭会―SAIKAI―」を開催しました。
私たちは2022年3月に富岡町を訪れた際、さまざまな関わり方で、富岡の明るい未来に向けて活動している人々の熱い想いに胸を打たれました。
「祭会-SAIKAI-」ではそんな富岡町のアツい方々、富岡町に今住んでいる人、関わっている人、富岡町にインターンで来たことがある若者などに声をかけ、ともに交流できる場を目指しました。
会場準備につきましては、とみおかプラスのスタッフの皆さんや、会場をお貸しいただいたふたばいんふぉの平山さんより多大なるご協力をいただきました。運営、学生、そして富岡に関わる人々の計20名以上が会場に集いました。
19時ごろに開会、乾杯。スパークリングSAKE・萌の躑躅や純米大吟醸・富岡魂といった、富岡産の米を使った日本酒を中心に、おいしいお酒や料理を囲みながら、ざっくばらんに語り合いました。
※「祭会―SAIKAI―」にあたっては、新型コロナ感染予防対策を行って開催しました。
会の中では、運営や参加学生が富岡にきて感じたことをはじめ、とみおかアンバサダーの中久喜さんや、佐々木邦弘さんから、萌の躑躅や富岡魂にかけた想いも語られ、皆がつい箸を止めて聴いていました。最後に皆で記念写真を撮って、21時ごろに会を閉じました。
この会では年齢出身問わず「とみおか」を基点とした、多くのつながりが生まれました。学生にとっては、単に町を訪れるだけでは得られない、町内の方との深い交流を得る貴重な機会になりました。
参加者からは、「富岡に関わる方々とフランクに話すことができて楽しかった」、「富岡に愛着をもった」という嬉しい声もいただいた一方で、時間が短くあまり話すことができなかったという声もいただきました。
今回は本当にあっという間で、私たち自身もまだまだ話し足りないと感じています。今回の祭会で生まれた「はじめまして」が、次の「ひさしぶり!」へとつながる機会になることを切に願っています。
今回の「とみおかはっけん、」は復興の光と影を感じてもらい、とみおかに関わるアツい方々のお話を聞くことで、とみおかに対する熱を上げてもらうことを目標としました。
また、「祭会-SAIKAI-」は、そうした富岡のアツい人々という魅力に焦点をあてました。富岡町に興味のある方々が定期的に集まる場を設け、「ひさしぶり!」や「はじめまして!」が生まれるような空間を作り出したく、開催しました。
参加者の学生は富岡町に1回も来たことが無い関東圏に住む学生でした。富岡町に興味を持ってくれるのかどうか、最初はとても不安でしたが、ツアー開催後のアンケートでは「愛着がわいた」「関わり続けたい」「また来たい」という声があり、本当に開催して良かったと率直に思いました。
アンケート内容を一部抜粋して紹介します。
「桜まつりのように楽しいイベントだけでなく、「とみおかはっけん、」のような震災のことを生々しく学ぶことができるイベントもありとても充実したツアーでした。」
「私たち若い世代が被災地に赴き、被災者の生の声を聞く機会というのはなかなかないだろうし、それを乗り越えた富岡町の美しさ、温かさを知ることができて本当によかったです。」
「今まで行ったことない、富岡という街に一回行っただけでも、こんなに愛着が湧くものなのかと思いました。人が素晴らしいから、街に魅力がどんどんできていくのだなと思いました。わたし自身、将来やりたいことが見つかるきっかけにもなりました。」
「メディアでは伝えきれてない被災地の姿を見ることが出来ました。まだ被災地としての課題が残っていることに胸を痛めながらも、それに立ち向かう地域の人々の熱い想いや、温かさに触れることが出来て良かったです。」
また来たいと言ってくれた人やもっと話したいというリクエストに応えるため、次回の「祭会-SAIKAI-」については富岡に注目が集まる3、4月ではなく特に大きなイベントが無い、12月初旬の開催を目標として準備を進めていこうと思っています。
そして最後になりましたが、今回の3日間をサポートしてくださったとみおかプラスの皆様、熱い思いを学生に伝えてくださったとみおかワインドメーヌの遠藤さん、とみおかプラス前事務局長の佐々木さん、ふたばいんふぉの平山さん、「とみおかはっけん、」「祭会-SAIKAI-」に参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
富岡での出会いを大切にし、今後も富岡に関わっていきたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。
FFXインターン生一同
田中龍之介(成蹊大学)、氏家望(横浜市立大学)、戸井田風音(筑波大学)、木本晴久(茨城大学)、池田佳玲奈(東京大学)
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オンライン+短期滞在で富岡町のことを真剣に考え、短い期間でプロジェクトをブラッシュアップし、関心のある友人たちを伴い、富岡町でアクションプランを実行した、FFXインターンの皆さん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました!
ここでできたつながりを大切にし、富岡町のこれからを見続けてもらえたらうれしいです。
いつでも富岡町で待っています。
インターンによるレポート、前編はコチラ
Fukushima Field Xインターン企画開催レポートvol.2「とみおか はっけん、」編【とみサポ】【関係交流人口拡大】
とみおかプラススタッフによる概要レポートはこちら
Fukushima Field Xインターン企画「とみおか はっけん、」「祭会-さいかい-」開催レポートvol.1【とみサポ】【関係交流人口拡大】