2021/01/25

イベントレポートマリアー酒とみおかプロジェクト事業実績富岡土産・特産品富岡魂

富岡町産「福乃香」使用 純米大吟醸「富岡魂」、新酒発表会

2021年1月18日、福島県推奨酒米「福乃香」を使用した純米大吟醸「富岡魂(とみおかだましい)」の販売に合わせ、富岡町文化交流センター 学びの森で「富岡町産「福乃香」使用 純米大吟醸「富岡魂」新酒発表会」が開かれました。

 

「富岡魂」は、大震災という逆境においても決して諦めない心、新しいことに挑戦する勇気と気概、富岡という土地・文化そのものへの誇り、そういった不屈の精神、熱い血潮を内に秘め、一歩ずつ前に進んでいる富岡の人たちのことであり、この地を離れても自身を奮い立たせ、導くもの、という思いを込めています。

そして、町の人に長く愛されるお酒を目指してつくりました。

発表会では、とみおかプラス大和田代表理事から「富岡魂」の概要説明の後、宮本晧一富岡町長に、完成したばかりの富岡魂が手渡されました。

 

 

続いて、「富岡魂」のラベルを揮毫いただいた、書家・千葉清藍さんより、福乃香の稲藁と米を混ぜてつくった和紙に、「富岡魂」の文字を揮毫した書が贈呈されました。

 

 

宮本町長からは、「この「富岡魂」を飲むことで、富岡町を身近に感じてほしい」とメッセージ。

 

「富岡魂」を開発するにあたっては、令和2年度福島県地域創生総合支援事業を活用。福島県相双地方振興局の宇佐見局長からは、「このお酒に合わせたおつまみも併せて開発する事業となっているので、楽しみにしている」と激励の言葉をいただきました。

 

マリアー酒とみおかプロジェクトについてはこちらから

「マリアー酒とみおかプロジェクト」についてのお知らせ

「福乃香」の生産者である、富岡町王塚地区で2017年から営農を再開した渡辺伸さんは、「自分のつくった米が、このように日本酒という形になり、地域を盛り上げる役目を果たせることは非常にうれしい」と感無量の様子でした。

 

富岡町の農家の取り組みについては、こちらもご覧ください。

【ふくしまプライド】富岡魂を込めた富岡町産農産物&特産品の紹介【富岡町の農業2019】

会のクライマックスとして行われたのは、「富岡魂」の大文字揮毫。書家の千葉清藍さんが、会場の中央で「富岡魂」の文字を描きました。

 

 

富岡魂のコンセプトと同じく、熱い血潮を内に秘めた、ダイナミックなパフォーマンスに、盛大な拍手が送られました。

 

清藍さんの思いをつづったブログもご覧ください。

https://ameblo.jp/seiran-chiba/entry-12651149488.html

 

清藍さんは、震災前に富岡漁港で揮毫したことがあり、震災後には富岡町をはじめとする仮設住宅に住む皆さんの交流施設「おだがいさまセンター」で書道ワークショップを行ったこともあるなど、以前から富岡町とは縁がありました。

今回は、富岡魂の原料となった福乃香の種まき、稲刈りをともに行ったほか、何度も富岡町を訪れて、揮毫のための思いを高めてくださいました。「富岡魂」の文字は、なんと8000枚近く書いてくださったとのこと。その中から、こちらの文字がラベルとなったのです。

 

 

「富岡魂」大文字揮毫、ラベルとなった文字の原本をはじめ、清藍さんの作品を、1月31日まで、富岡町文化交流センター学びの森入り口に展示しています。

 

あわせて、富岡魂販売に先駆けて、昨年12月に、富岡町立第一第二小中学校、三春校、富岡校にて、清藍さんによる書道ワークショップを開催。子どもたちが書いた作品も展示されています。

 

ワークショップの様子はこちらから↓

【作品展示】書家・千葉清藍さんと富岡町の生徒たちの書道作品(~1月31日まで)

会場に展示されていた、「魂」の大文字は、子どもたちが書いたものです。(中央の「富岡魂」は、当日清藍さんが揮毫したもの)

富岡町にかかわる、さまざまな人たちの行動、努力、思い、なにより諦めない心の結晶である「富岡魂」、ぜひ味わってみてください。

価格 720ミリリットル(四合瓶)2,400円(税込・化粧箱入り) 生酒/火入れ共通

販売場所 とみおかプラス事務局 限定販売(富岡町大字小浜字中央338番 ※旧 竹村写真館)

 

富岡町産 福乃香(ふくのか)使用 純米大吟醸「富岡魂」

【更新】純米大吟醸「富岡魂」(福島県富岡町産酒米「福之香」使用)販売店情報


totop